古墳時代の出土品、艶やかな表面状態の出雲石製の勾玉です。
風化カセが見られますが
出雲石特有の肌艶の良さは抜群です。
穿孔された孔内部には土錆の付着が見られます。
周囲には玉擦れ跡が見られます。
出雲石製の出土勾玉は比較的数も少なく貴重です。
伝奈良県奈良市周辺出土。
出雲石とは、島根県玉造にある花仙山にて採掘される碧玉のことです。
古代古墳からは全国的に出雲石の勾玉が採掘されており、日本書記で登場する3種の神器ともいわれています。
透明感のない深い青緑の色艶が魅力的な碧玉です。
長さ約4.04㎝、厚さ約12.2㎜
重さ 約16g
赤い点、ブラッドスポットも見ることができます。
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