本郷新の裸婦像になります。
若干の傷あり。
傷から地金の色が見えます。
色味的には銅かと思われます。
断言は出来かねますのでご了承下さい。
サイズ
高さ21センチ程
以下、本郷新記念札幌彫刻美術館のホームページより。
本郷 新について(Shin Hongo/1905-1980)
本郷新は、戦後日本の具象彫刻を牽引した札幌生まれの彫刻家です。
東京高等工芸学校(現千葉大学工学部)工芸図案科工芸彫刻部で彫刻を学ぶとともに、高村光太郎に師事。ロダン、ブールデルなど西洋近代彫刻の影響を受けながら、写実を基盤とした造形を探究します。
1939(昭和14)年には山内壮夫、柳原義達、佐藤忠良、舟越保武ら気鋭の若手とともに新制作派協会(現新制作協会)彫刻部を創設。戦争という困難な時代状況のなかで制作に励み、1942(昭和17)年には彫刻論集『彫刻の美』を著しました。
彫刻の社会性、公共性を重要視した本郷は、戦後、モニュメンタルな野外彫刻の制作にとりわけ熱意を傾けました。1960年代以降、公共空間のなかの芸術に対する社会的な意識の高まりに伴って、本郷の彫刻は日本各地に次々と設置されました。
ダイナミックで力強い生命感にあふれる本郷の人体像は、たえず社会に目を向け、平和を希求した彫刻家の情熱を映すものであり、観る者に時代を経ても色褪せることのない感動を与えてくれます。
カテゴリー:
ホビー・楽器・アート##美術品・アンティーク・コレクション##工芸品