加納光於さんの作品です。
大きさは額が35.5cm✕30.5cm
作品は約18cm✕約14cmです。
額、額紙に経年劣化によるシミや、
裏面には、絵の具が垂れたような、
ドリップ跡のようなものもあります。
額装をしかえていただくと、
作品はよみがえると思います。
アンティークな作品を、
ご理解いただけます方、
よろしくお願いいたします。
神経質な方はお控えねがいます。
コレクターの方や、
美術館におさまると幸いです。
値段は、設定しておりませんので、
気持ちよく購入していただける額を、
提示してください。
よろしくお願いいたします。
説明を、転載いたしました。
東京に生まれる。13歳頃に胸を病み、中学を中退して自宅で療養する。フランス近代詩、特にランボーを耽読する一方、鉱物、植物、化学実験に関心を寄せる。19歳の時、古書店で今純三著『版画の新技法』を偶然手にとり、銅版画に興味をもち、独学で銅版画をはじめる。1956年には瀧口修造の推挙により、神田のタケミヤ画廊で初めての個展を開催する。1950年代後半より、既成の銅版画の技法ではない、版上で防蝕剤を操る独自の手法で、博物誌的な印象を与える作品を制作、精力的に個展を開催する。1960年代半ばになると、線によって表象される具体的な形が崩れ、色が出現する。バーナーで焼いて凹凸をつけた亜鉛合金を版とするメタルプリントの連作≪ソルダード・ブルー≫を制作し、ここに初めてコバルト・ブルーの色彩が表れる。熔けた金属が冷えていく瞬間の色のかがやき、瞬時に消え去った色彩のダイナミズムを表現したい、と同様の技法で一版多色刷りの《半島状の!》連作に展開する。1979年、瀧口修造の死と前後して、デカルコマニー(転写画)の作品制作を行っていた彼の仕事を引き継ぐかのように、また画材としての蜜蝋へのこだわりから発展して油絵具への関心を深めたこともあり、デカルコマニーの性質をおびた油彩画の作品制作をはじめる。創作は、版画、油彩、造本、装幀、オブジェなど多岐にわたり、詩的・文学的ともいえるタイトルは作品と反応しあう。
カテゴリー:
ハンドメイド・手芸##アート・写真##版画