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高音質盤で有名な米モービル・フィデリティ・サウンド・ラボ(MFSL,欧米での愛称はmofi)が全力を尽くして仕上げた”GAIN 2 Ultra Analog™ 45RPM 180g”シリーズのBOXとなります。
ヴァージン・ヴァイナルを使った,180㌘の3枚組の45回転盤のセットで,シリアル番号は02835。
手持ちの”GAIN 2 Ultra Analog™ 45RPM 180g”を聴くと,通常盤より明らかに一音いち音の粒立ちが明瞭で,雑味のある曖昧な所もなく,音の鮮度も抜群でした。
≪ なぜ,こうした高音質盤が仕上がったのか?≫
従来のレコード製作は,まずオリジナルのマスター・テープからラッカーと呼ばれる,溝が凸状のディスク(ポジ)を作ります。ラッカーを基に,ファザーと言う凹状(ネガ)の盤を起こした上で,もう一度,凸状のマザーを作成。マザーを用いてスタンパーを仕上げて,次々とレコードをプレスしてゆきます。そのため,合計すると,4工程を経なければなりません。
“GAIN 2 Ultra Analog™ “では,ラッカーからダイレクトに,MFSL社が「コンヴァート盤」と称する凸状(ポジ)盤を起こしてスタンパーにして使っています。そうすると,2工程だけになります。通常盤だと,4工程を経るたびに,それぞれの工程で音の情報は欠落します。
“GAIN 2 Ultra Analog™ “は,2工程だけなので,音の情報の取りこぼしを最小限に抑え,鮮度の高い音をレコード盤へ移行(コンヴァート)できるわけです。よって通常盤とは比較にならないレベルの高音質盤となります。
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