※梱包発送たのめる便を使用します。
⚫︎︎ ⚫︎ ⚫︎ 商品概要
世界で初めてのスチールパイプ(鋼管)製の椅子であり、モダンデザインの金字塔でもある、《クラブチェアB3》通称『ワシリーチェア』です。バウハウスの一期生として学び、のちに教師にもなったハンガリーのデザイナー、マルセル・ブロイヤーの作品です。
1925年にデザインされ、第二次世界大戦までは『トーネット』、戦後から1968年までは『Gavina』、そして現在は『Knoll』がライセンスを取得して製造しています。
本品は『Gavina』社製後期から『Knoll』社製前期の間(1960-1980)のものと思われ、その証拠にカウハイドの背もたれ左上にサインが刻印されています。シール等はさすがに長い時を経て剥がれたようです。ステッチや革の余りの処理は大変美しく、手が抜かれたところがありません。現行のNoll社のものは脚に社名が刻印されるようになりました。本革とスチールパイプの高級感はリプロダクトと一線を画しています。
⚫︎︎ ⚫︎ ⚫︎ 仕様、おおよそのサイズと商品状態の所感
商品サイズ:(約):幅:78/ 奥行:68 / 高さ:75(最も低い座面まで30)
相当に古いものですが、致命的なダメージは見られません。所々、革の剥がれや打ち傷等あるものの、当時の美観をそのままに保っている、という所感です。
そのままでも充分なコンディションですが、革をピンと張らせるために黒いゴムパーツと木材を隙間に差し込んでいます(写真16.17)。これらは目立ってしまわないよう気を使いました。このままの状態で発送いたします。座面中心部には浅い窪みがついています(写真8)。
スチールパイプはぴかぴかに磨き上げ、油を塗布しています。左の脚の接合部にかすかに隙間が生じています。ゴムハンマーなどで叩くと隙間が埋まるかもしれません。
ダメージの写真を17-20にまとめました。ほかにも些細な傷等はありますが枚数に限りがあるため載せられませんでした。こちらは本物のビンテージであり、かつ革製品でであることはご理解ください。経年の跡などは隅々にございます。
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