状態を説明文と写真でよくご確認ください。
高さ:約13cm(摘みを含む)
直径:最大約16cm
蓋と土台両方に刻印ございます。
メタルに純銀を被せたシルバープレートの透かしの器と蓋、それにガラスのライナーが付いています。
植物をあしらった透かしの器にミルクブルーのガラスがすっぽりと入ります。蓋は切り株(大きな葉?)に腰掛け、バスケットに寄りかかる天使のような子供の摘みが付いています。
英国を代表する銀工房エルキントン社製で購入時には刻印から1835-1842年製と言われました。エルキントン社製のお品はシルバープレートでも刻印が掘られ、大体の製造年がわかります。透かしの土台や摘みからわかるようにとても丁寧に作られたお品です。
北米のアンティークショップで購入し、リンツのチョコレートを入れてテーブルに置いたり、キャビネットに入れて飾っていたりしていました。
写真3のように透かしに映るブルーが綺麗で何も入れずに蓋をせずにテーブルに置いていた事もあります。
以下状態の説明です。
1 オリジナルと思われるミルクブルー色のガラスの器の縁は大小7箇所位のカケがあります。
2 ガラス外側底の透かしの器と接着するところは焦茶色に見えるところございます。柔らかいスポンジで擦れば取れるかもしれません。
3 銀製の蓋の1箇所ポコっと3ミリ幅に少し盛り上がっている箇所があります。制作過程中に付いたと思われます。
4 透かしの入れ物のベース(台)のところ、銀が薄くなっているところございます。
あと10年、20年で200歳になるアンティークのお品です。
受け止め方は様々なのは承知の上ですが、くれぐれもアンティーク品にご理解のある方、写真や説明から理解していただける方にご購入していただきたく存じます。
エルキントン社はシルバープレート作成の新技術を発明しましたが、デザインやクオリティも好評なためビクトリア女王お気に入りの工房となり、シルバープレート製のものと全く同じデザインの多くのお品を純銀/スターリングで作らせたそうです。
ビクトリア女王、エドワード6世、ジョージ5世、エドワード8世、ジョージ6世のロイヤルワラントを保持していた名門です。
美術館に収められていたり、こちらの工房の収集家もいます。
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