魅力的な鶏の交雑個体の剥製になります。上野剥製標本社製。インドネシア固有の野生種アオエリヤケイGallus varius(9枚目の写真)とインドネシア産の品種「アヤムセマニ」Gallus gallus domesticus(8枚目の写真)の交雑個体です。
鶏の体型は四つのタイプに分かれ、此奴は地鶏型の体型をしており、尾羽は紫がかり、上尾筒の縁はオレンジ色で内側は黒色、頭皮が変化した「鶏冠」は根本が青く、外側は黒色で切れ込みますり脚も黒色で頑丈な蹴爪が生えています。
アオエリヤケイはカラフルな色彩の羽毛と、切れ込みがないピンク色の鶏冠を持つ野生種、アヤムセマニは血液以外の全てが黒色です。烏骨鶏がアップグレードしたみたいなナイスな鶏です。どうもこれは逃げ出したアヤムセマニがアオエリヤケイと自然下で交雑して、捕らえられたものらしいです。この交雑個体の剥製は世界にこれのみです。博物館級の貴重品です。
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