茶道具の「割助炭」、「焦げ縁(こげぶち)」付、専用段箱入りです。
生前お茶(裏千家)を趣味として楽しんでいた母が譲り受けたと思われるもので、他の茶道具と一緒に仕舞われていたものです。
段箱の汚れや傷みなどから譲り受けた時期は他の道具と同じように、40~50年ほど前だと思います。
「割助炭」は、茶事中に客がいない際、炭火が長くもつように、釜をかけたまま炉の上に被せておく茶道具、「焦げ縁」は、茶事で用いる炉の炉縁を覆う木枠で、火入れ時などに炉縁を傷めないように保護する茶道具と解説されています。
出品者はお茶に通じているわけではなくこれ以上の説明は出来ませんので、状態や大きさ重さなどの説明に留めます。
40年以上の経年で段箱に汚れや傷みがあります。使用頻度が少なかったのか、「割助炭」に貼られている和紙に僅かの剥がれ、破れには至っていない小さな凹みが2、3ヶ所に見られる程度で(写真5、6、12〇印)、目立った汚れや損傷は見られず、比較的良好な状態の工芸品です。段箱に貼られたラベルには華・茶道具「瑞雲堂」の名前が。
本体の大きさ(㌢)重さはおよそ次の通りです。
炉上高13、炉下深7/
焦げ縁炉上一辺42.4、炉下一辺34/
重さ540㌘/
段箱の大きさ(㌢)重さはおよそ次の通り。
縦45、横27.5、高24/
重さ(本体含)1060㌘/
茶道具として活用していただければ幸です。
なお、段箱は経年で損傷がありますがそのまま使い、別の箱(再利用品)に収めて発送させていただきます。
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