ガネーシュヒマール山群の水晶は他のヒマラヤ山脈産の水晶と比較して、バリエーションが豊富なのが特徴と言えます。
水晶のバリエーションは、その形状や色彩、インクルージョンの組み合わせによると思います。ガネーシュヒマールは極端な物はありませんが、ズングリとしたポイントからテッシンハビットな様な先細りタイプ等の形状があり、シングルポイントやクラスターまで様々な形状の産出があります。色はクリアな物からライトスモーキークォーツがあり、表面にリモナイトのコーティングされたゴールデンヒーラーも多数産出があります。
このポイントは、錐面にクローライトが付着したが、その殆どは剥がれ落ちたタイプです。クローライトが付着しているタイプはこの産地の典型ですが、クローライトが剥がれグリーンが目立たないタイプは珍しいと思います。しかも表面の照りも透明度も良くボリューム感も有ります。
ルーペで細かく観察すると、クローライトの剥離痕のある照りの良い錐面が3面、スリガラス状になった錐面が3面有ります。どの様な要因が影響したのかは不明ですが、熱水の流れ方が影響したのかも知れません。
48.8×28.7×21.0mm 42.38g
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